TEPIA 視覚障害者に対するパソコン指導者入門講座(東京)開催の報告

更新:2013年6月6日 6:00
  1. 講座開催の記録
  2. 講座の内容
  3. 受講者のみなさんの感想

講座開催の記録

東京港区北青山の一般財団法人 高度技術社会推進協会(TEPIA)において、「TEPIA 視覚障害者に対するパソコン指導者入門講座」が開催され、SPANは受託事業として活動しました。

講座前日の5月24日の13時、スタッフ全員が港区北青山のTEPIAに集合、準備開始。

会場のTEPIAは、秩父宮ラグビー場のとなりに位置する4階建てのビル。世界的な建築家、槇 文彦(まき ふみひこ)氏が設計しただけあって、外観も内部もなかなか凝ったデザインです。


準備はスタッフ全員の素晴らしいチームワークで進められ、ネット設定、PC13台の動作確認、資料作成と順調に進み、なんと15時前に終了するという、これまでの中で最速でした。

今回はTEPIAのネットにSPANの無線アクセスポイントを接続したので、ネットについては、講座全体を通してスムーズでした。

また、PCについては、今回もSPANから7台を持ち込んで13台という体制で臨みました。


初日は9時15分にスタッフが集合して直前準備を開始、9時45分には受講者を迎える体制が整いました。

今回は直前のキャンセルもなく、少し遅れた方もいましたが、定刻の10時には講座を開始しました。


今回の参加者は、ボランティア団体のメンバーのほか、公共施設の職員や企業関係者、、フリーで活動している方など、すでに指導に当たっている人もいました。


今回も、すぐ隣にはビデオライブラリーがあり、一般の来館者もいるのでその影響が気になりましたが、特に問題になることはありませんでした。


2日間のかなりハードな講座をみなさんとても熱心に学んでいただき、講座を終えた後、なごりを惜しみながら参加者のみなさんとお別れしました。


片付けに入り、機材等の発送手配を行いましたが、こちらも順調で、16時30分頃までには完了しました。

そして、TEPIAのスタッフとお別れして各自帰路に着きました。

今回の講座をきっかけとして、パソコンサポートの輪が広がることを願っています。

また、今回の経験をこれからの講座運営に活かしていきたいと思います。

講座名 TEPIA 視覚障害者に対するパソコン指導者入門講座(東京)
開催日2013年5月25日(土)・26日(日)
時間10:00〜16:00
会場一般財団法人 高度技術社会推進協会 TEPIA ITセミナリオ
受講者・見学者12名
スタッフ   TEPIA 2名、SPAN 延べ10名
[写真] 主催者挨拶。 [写真] 視覚障害者用ソフトウエアについて(スクリーンにAOKメニュー投影中)。 [写真] キーボードの指導法(スクリーンはデスクトップ)。 [写真] 視覚障害者が使いやすいパソコンの設定(スクリーンはコンピュータの簡単佐操作センター)。 [写真] 音声によるメールの送受信(スクリーンはMMメール)。 [写真] キーと音声によるWindows操作と文字入力(スクリーンはメモ帳)。 [写真] 音声によるWebの閲覧(スクリーンはVoicePopperで天声人語)。 [写真] アイマスクをつけての操作と指導体験。

講座の内容

講座は下記の内容で進められました。

第1日目
10:00〜10:20挨拶・オリエンテーション
10:20〜11:20視覚障害者の基礎知識
11:30〜12:30視覚障害者用ソフトウエアについて
12:30〜13:30昼食・休憩
13:30〜14:30キーボードの指導法
14:40〜15:40視覚障害者が使いやすいパソコンの設定
15:40〜16:00質疑・意見交換

第2日目
10:00〜11:10音声によるメールの送受信
11:20〜12:30キーと音声によるWindows操作と文字入力
12:30〜13:30昼食・休憩
13:30〜14:40音声によるWebの閲覧
14:50〜15:30アイマスクをつけての操作と指導体験
15:30〜16:00意見交換・アンケート記入

受講者のみなさんの感想

講座を受講したみなさんからは以下のような感想が寄せられました。

いただいた貴重なご意見を今後の講座に活かしていきたいと思います。

また、講座後の意見交換では、以下のような感想も寄せられました。

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