━━━━━━━━<< 視覚障害者PCサポート >>━━━━━━━━   〜 一人でも多くの視覚障害者にPCやICTの恵みを伝えるために 〜           2021年7月号 No.177                       2021年7月23日発行 このメールマガジンは、視覚障害者へのパソコンサポートをする方々の スキルアップと情報交換、また相互の連携を図るためのものです。 どうかみなさんの日々の活動に役立てていただければ幸いです。 ===== も く じ ===================== [1] 教えて!サポートの知恵袋 ● ベーシックコース  Voice Over使用時にカメラアプリで風景などを見るとき ● プロフェッショナルコース  Word365でイマーシブリーダーを使用する ● 【コラム】 ICT よもやま話  iOSアプリ nanakusa [2] サポートお役立ちサイト  インターネット通販の新しい動き [3] ここが知りたい!団体運営のヒント  障害者福祉関連の助成金情報 [4] ソフトウエア・ハードウエア情報  世界最強スクリーンリーダー、「JAWS 2021」 [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など  「音声パソコンお試し体験講習」開催のご案内 ほか [6] SPANからのご案内 [7] 編集後記 ================================= [1] 教えて!サポートの知恵袋 −−−−−−−−−−−−−−−− ● ベーシックコース  サポートの基本やスクリーンリーダーなどの基礎知識がテーマです。 ◎Voice Over使用時にカメラアプリで風景などを見るとき Voice Overを使っている時でもカメラアプリの写真を使い、 物を見たりすることがあると思います。 Voice Overを使っていないときはピンチアウトして大きくして見ることが できます。ズーム機能を使わなくても、かなり大きくなります。 これは簡単で、本当に便利な操作です。 Voice Overを使うときは、それができないので、ローター機能で これに代える操作をすることができます。 Voice Overの設定の中に、ローターというのがあり、そこを開いて 「拡大または縮小」のチェックを入れます。 カメラアプリの写真を利用しているときに 「ファインダー焦点ロック・・・」 と言ったらローター機能で「拡大と縮小」まで進みます。 そこで上から下へサッとスワイプします。そうすると、「1.1倍」と言います。 一回に「0.1」ずつ増えて行きます。繰り返してやると最高 「5.0倍」まで増えます。 ただ、このようにしなくても、直接ズーム機能をオンにしておいて3本指で ダブルタップしてそのままで上にスライドさせると拡大ができます。 ローター機能で拡大した後に、ズーム機能も重ねて利用できます。 そうするとびっくりするほど拡大ができます。 実用的かどうかは疑問ですが。 Voice Overとズーム機能を併用するとジェスチャーも違うのがありますし、 だいたい5倍程度が活用できる倍数なので、ぜひローター機能を利用し 拡大して見て下さい。 今は、「巣ごもり」で、この機能を屋外で試すことがなかなかできないのが 残念です。 ───────────────────────────────── ● プロフェッショナルコース  PCの設定やサポートのスキルアップ、またトラブル対応などが テーマです。 ◎Word365でイマーシブリーダーを使用する http://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2021/07J/ima001.pdf 1.はじめに イマーシブリーダーとは、学習ツールの一つであり、注目行以外を隠しながら テキストを強調表示しながら読み上げていきます。 この機能は弱視者にとっても有益なことがあると思います。 下図は行マスクで読み上げ中の画面です。 図1 http://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2021/07J/img060.png 2.準備 下記のサンプル文書をダウンロードして開いてください。 http://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2021/07J/sample2.docx ダウンロードしたファイルはそのままでは編集できないので、 [Ctrl]キー+[S]キーで上書きしてください。 3.イマーシブリーダー (ア)読み出し [Alt]キー [W]キーで表示を開きます。 図2 http://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2021/07J/img015.png [L]キー [2]キーでイマーシブリーダーがリボンに追加されます。 図3 http://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2021/07J/img033.png [Alt]キー [Y]キー [2]キーでイマーシブリーダーが設定可能になります。 (イ)行フォーカス 図4 http://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2021/07J/img034.png [L]キーを押すと、行フォーカスの設定リストが表示されます。 図5 http://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2021/07J/img036.png その中の1行を選んでみます。注目行以外がマスクされて表示されます。 以後マウスのホイールや上下キーで注目行を移動できます。 図6 http://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2021/07J/img040.png (ウ)調整と読み上げ [Ctrl]キー+[A]キーで全体を選び、[Ctrl]キー+]キーで 文字の大きさを調整するとさらに読みやすいと思います。 ここで、[Alt]キー+[Ctrl]キー+[Space]キーにて読み上げることが できます。読み上げると、行マスクも自動的に移動します。 (エ)終了 リボンの閉じるを実行して終了します。 4.備考 (ア)ダウンロードしたWordファイル ダウンロードしたファイルはそのままでは編集できません。画面上には (E)のボタンで編集可能と見えますが、[Alt]キー+[E]キーでは 実行できません。 図7 http://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2021/07J/img093.png キー操作では[Ctrl]キー+[S]キーで上書き保存を選び、 表示されるメッセージボックスの「保存を有効にする」を選ぶと よいでしょう。 図8 http://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2021/07J/img095.png (イ)イマーシブリーダーその他の機能と日本語への対応 イマーシブリーダーを起動すると、完全に対応していない機能があることが 表示されます。 その他の機能の説明については、今回省略します。 (ウ)読み上げ音声について 注意1 行の先頭が英字の場合、英語エンジンでの読み上げになり、 日本語部分の音声がでません。 注意2 スタイルの見出しで設定した番号を読まない場合があります。                         文責 村山 慎二郎 ****************************************************************** ● 【コラム】 ICt よもやま話 ◎iOSアプリ nanakusa 今回は友人でもある、品川さんからのメールなどを引用した話題です。 公益社団法人 NEXT VISION主催のオンラインイベント 「iPhone・iPad活用ラウンジ」で、今回の講演者は世界最高齢のプログラマー 若宮正子さん。 2017年のWWDCに招待された方です。 この講演内容が公開されていますので、ぜひ聞いてください。 チャンネル名:NEXT VISION ビジョンパーク https://www.youtube.com/watch?v=RYMzgW2gSUI なんと、二つ目のアプリをリリースされておられたのです。 すごいバイタリティです… 「nanakusa」をApp Storeで https://apps.apple.com/jp/app/nanakusa/id1541797379 七草粥に入れる植物を選んでいくゲームです。 まずこのアプリを開くと、日本語環境のiOSではVoiceOverの声は 英語で読み上げられます。ローター操作で言語を日本語にする必要が あります。 あるいは、VoiceOver設定のアクティビティの「自動切り替え」で、 nanakusaアプリを日本語のTTSの読み上げ固定にしておくとよいです。 説明文が表示されるのに少し時間がかかるかもしれないので、 ボタンを押す前に画面のテキストを何度か確認する方がよさそうです。 また、ボタンは「ボタン」としか読み上げられなかったり、 「nabe2」という箇所を1本指でダブルタップすると、次の画面に進みます。 植物の名前が表示されると、七草粥に入れるボタンが表示されます。 「七草粥・入れるボタン2」 「七草粥・入れるボタン3」 どちらも入れるという名前になっていますが、ボタン3は入れないことを 選択します。 シンプルなゲームですが、iPhoneに触り慣れるという目的でも活用できそうに 感じました。 次回のiPhone・iPad活用ラウンジのゲストは、中根雅文さんだそうです。 最近は日本でもPodcastが注目されつつありますが、 アクセシビリティ関連のPodcastを配信された先駆者のお一人でもありますね。 サイトワールド特集はとても有意義なものだと言えます。 今年のサイトワールド特集はあるんでしょうか… iPhone・iPad活用ラウンジ 日時:2021年7月31日(土)10時から12時 主催:公益社団法人 NEXT VISION ゲスト:中根雅文さん。 ※下記URLが長いため、途中で改行しています。 https://nextvision.or.jp/7-26%ef%bc%88%e6%9c%88%ef%bc%89iphone%e3%83% bbipad%e6%b4%bb%e7%94%a8%e3%83%a9%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%82%b8%ef%bc% 88zoom%e9%96%8b%e5%82%ac%ef%bc%89%e3%81%ae%e3%81%94%e6%a1%88%e5%86%85/ 最初に作成されたアプリです。 「hinadan」をApp Storeで https://apps.apple.com/jp/app/hinadan/id1199778491 これが認められて、2017年のWWDCに招待されました。                           文責:園 順一 ───────────────────────────────── [2] サポートお役立ちサイト −−−−−−−−−−−−−−−−−  見て役立つお勧めサイトをご紹介。 ◎インターネット通販の新しい動き 私たちが思っている以上に、企業は今後を展望しています。 視覚障がい者のインターネット通販の活用についての調査が行われました。 株式会社メルカリの研究開発組織である「mercari R4D (アールフォーディー)」とアカデミア発技術による社会課題解決に取り組む ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、異なるレベルの障がいを持つ お客さまを含めて誰もが利用できる、Eコマースプロダクトの インクルーシブデザインの研究開発に取り組んでいます。 この度、共同研究の一つとして、視覚障がいを持つユーザの課題特定を行うため 国内の視覚障がい者およびそのサポーターを対象に、オンラインショッピングの 利用に関するWeb形式のアンケート調査を実施しました。 共同研究の背景 私たちは、常に変化し続けるデジタル環境が、人種、民族、性別、 社会経済的地位など、多くの情報格差に影響を及ぼす現実を目の当たりに してきました。デジタルコンシューマ製品向けのアクセシビリティへの 取り組みの多くは、商業的に実用的な年齢層、および障がいを持たない ユーザ向けに設計されたアプリケーションの事後的な適応と考えられています。 メルカリはCtoCマーケットプレイスという独自の事業を展開しており、 創業以来、様々なお客さまに利用していただいています。 近年「メルカリ」において60代以上の利用者が増加しているという背景も あります*2。 現在メルカリでは、CtoCマーケットプレイスのインタラクション (ユーザとシステムの相互作用)における、高齢者や 視覚障がいを持つお客さまの課題特定および検証を行っています。 Eコマースのアクセシビリティのガイドラインを提案することや、 アクセシブルなEコマース製品の設計および開発を目指しています。 調査概要 調査時期:2020年7月20日〜9月22日 調査方法:Webアンケート調査(音声読み上げ対応) 調査対象:全国、15〜76歳、男女133人 以下、3)オンラインショッピング利用時に用いているデバイスと 遭遇している困難について紹介します。 オンラインショッピング利用時に用いるデバイスについては、全盲者・ 弱視者のいずれも「オンライン通販でのPC利用」(全盲者「常に使う」29%、 「よく使う」32%、弱視者「常に使う」24%、「よく使う」22%)が 高い結果になりました。 また、タブレットの利用に関しては、全盲者において「タブレットブラウザ」 (「常に使う」7%、「よく使う」6%)、「タブレットアプリ」(同6%、6%)、 弱視者において、「タブレットブラウザ」(同15%、11%) 「タブレットアプリ」(同9%、14%)となり、全盲者のタブレット利用が 弱視者よりも少ない結果になりました。 加えてスマホの利用に関して、全盲者において「スマホブラウザ」 (「常に使う」14%、「よく使う」16%)、「スマホアプリ」(同20%、25%)、 弱視者において「スマホブラウザ」(同9%、22%)、「スマホアプリ」 (同9%、18%)となりました。 スマートスピーカーの利用者は、一定数いるものの普及はしておらず、 全盲者(「全くない」78%)、弱視者(「全くない」83%)ともに 全く使っていないという回答が多い結果になりました。 次に、遭遇している困難について、全盲者、弱視者ともに、 「個別の画像説明」(「常にある」、「よくある」の合計:全盲者77%、 弱視者65%)、「商品の質感」(同76%、76%)、「洋服のサイズや形状」 (同83%、72%)、「デザイン、柄」(同60%、70%)などの把握についての 困難が大きいことがあらためて浮き彫りとなりました。 これに対して、「購入方法」(同20%、24%)などについての困難は 比較的少なく、デバイス操作ではなく、販売サイトで提供されている 商品情報の取得に関する困難の存在が伺えます。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://r4d.mercari.com/news/PDT_inclusivedesign/ ───────────────────────────────── [3] ここが知りたい!団体運営のヒント −−−−−−−−−−−−  課題はありませんか?資金、活動場所や教材、そして会の活性化。 ◎障害者福祉関連の助成金情報 独立行政法人 福祉医療機構が提供している助成金情報です。 助成金の情報は数多くありますが、このサイトでは、特に障碍者福祉関連の 助成金の情報が充実しています。 なかなかニーズに合った助成金の情報が得られないという方、 ぜひ活用してみてはいかがでしょうか? ▼詳しくは下記をご覧ください。 ※下記URLが長いため、途中で改行しています。 https://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/syogai/link/syogai_link03. html ───────────────────────────────── [4] ソフトウエア・ハードウエア情報 −−−−−−−−−−−−−  チェックしておきたい最新のソフト、ハード。 ◎世界最強スクリーンリーダー、「JAWS 2021」 今回は、7月20日に有限会社エクストラから発売された画面読み上げソフト 「JAWS 2021 日本語版」をご紹介します。 JAWSは、画面に表示された情報や入力した文字を読み上げる スクリーンリーダーです。 主要な各ブラウザーや各種主要ソフトウェアに対応している他、 強力なスクリプティング機能により、多くのアプリケーションの読み上げを 実現しています。 主な新機能と改良点は以下のとおりです。 ・簡単OCR機能で文字認識したテキストを直接Word文書に送る機能を追加 ・写真などの画像を説明するピクチャスマート機能を追加 ・Windowsの最新の通知を読み上げるキー操作を追加 ・Accessible Notification Eventを通知可能 ・JAWS音量やシステム音量を変更するキー操作を追加 ・ユニバーサルアプリで仮想カーソルを使用可能 ・Bluetoothヘッドホンや特定のサウンドカード使用時の音切れ抑制機能追加 ・Microsoft Teamsのサポートを改善 ・Outlook 365でメッセージの自動読み上げ可能 ・Microsoft Excelでプレイスマーカを使用可能 ・その他最新のWindows10、Office、各種ブラウザのサポートを強化 その他、FireFox、Google Chrome、Microsoft Edge、 Microsoft Office 365/2019/2016の主要製品、Zoom、Skype(デスクトップ版)、 Windows Media Player、iTunesも快適に使用可能。 Windowsタブレットのタッチスクリーンに対応、EXTRAエンジンのかな訳機能を 用いた正確な日本語読み上げ機能、JAWSを使いながら音声で解説する DAISY形式のオーディオガイダンスCDを添付など。 ●動作条件 OS:Windows10, 8.1日本語版の各エディション ●価格(税込) JAWS 2021 日本語版 新規:156200円、日常生活用具給付等事業制度候補品 JAWS 2020からのバージョンアップ(1バージョンアップ):42900円 ※バージョンアップ版のご購入には、ユーザー登録が必要です。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 http://www.extra.co.jp/jaws/index.html ───────────────────────────────── [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など −−−−−−−−−  みんなで作ろう!サポートの輪 ◎「音声パソコンお試し体験講習」開催のご案内 中山視覚障害者福祉財団主催で見えない見えにくい方のための 音声パソコンお試し体験講習会を開催します。 *日時:2021年9月4日、9月11日(土)13:30〜16:00 *会場:中山記念会館 2階 多目的室 *参加費:無料 *お申し込み・お問い合わせ先:  神戸アイライト協会 078-252-1912  (電話受付は 火曜から土曜 10時から16時)先着順  メール:kela2009eyelight@ac.auone-net.jp 詳しくは上記お電話かメールにてお問い合わせください。 ◎第243回仙台ロービジョン勉強会開催のご案内 アイサポート仙台(仙台市中途視覚障害者支援センター)では、 第243回仙台ロービジョン勉強会を開催します。 *日時:2021年8月11日(水) 19:00〜20:30 *会場:仙台市福祉プラザ 11階 第1研修室 *内容:「『希望の星』のこれまで・現在・これから」 *参加費:500円  (お釣りのないように) *定員:30名 *事前申込期限:8月5日(木)  (オンライン参加も可能) *お申し込み・お問い合わせ先:アイサポート仙台 仙台市中途視覚障害者  支援センター  Tel:022−212−1131  E-Mail:sisien@sky.plala.or.jp 詳しくは上記お電話かメールにてお問い合わせください。 ★このコーナーは読者のみなさんからの投稿を中心に作っていきたいと  考えていますので、サポートや団体運営で疑問を感じていること、また  技術的な質問や「自分のところはこうしている」というようなご意見など  何でも構いませんので、メルマガ末尾に記載のアドレスまでお気軽に  お寄せください。 ───────────────────────────────── [6] SPANからのご案内 SPANが開催する講座などのご案内やご寄付のお願いです。 多くの方に私たちの活動を知っていただければ幸いです。 *講座の開催 SPANでは以下のような講座を開催しています。 ★教室での訓練や講座、またジョブコーチによる支援を再開しています。  ただし、一部はオンラインによる実施となっています。  詳しくはお問合せください。  ・ 個人対象講座   マンツーマンで学んでいただく講座で、内容や日程はご相談の上   決めていきます。初歩から職業スキル向上まで多様なニーズに   対応できます。  ・ グループ講座   グループ(2〜4名)で同じ内容を学んでいただく講座で、内容や日程は   ご相談の上決めていきます。受講料は個人対象講座より割安です。  ・ 遠隔講座   ネット通話アプリZoomミーティングやSkypeなどを利用して   行う講座で、教室に来なくても学べます。   内容や日程はご相談の上決めていきます。  ・ 在職者訓練   東京都内に在勤、または在住の就労中の視覚障害者を対象とした   職業訓練で費用負担はありません。   → 現在、令和3年 上期の訓練の受付を行っています。  ・ジョブコーチ支援   訪問型職場適応援助者(ジョブコーチ)による支援です。視覚障害者が   勤務する職場環境の整備や職業スキルの向上を図ります。   詳しくは、東京障害者職業センター、またはSPANに  お問い合わせください。  東京障害者職業センター   https://www.jeed.or.jp/location/chiiki/tokyo/index.html  ・ 企業研修   視覚障害者が在籍する企業からの委託により実施する職業研修です。   内容や日程はご相談の上決めていきます。 上記の各講座や訓練は常にお申し込みを受け付けています。  ・ 土曜講座、夜間講座、ワンポイント講座   土曜日やウイークデーの夜間にテーマを決めて実施する講座です。   また、ワンポイント講座はテーマを絞って1〜4時間で学ぶ講座です。   いずれも遠隔で実施する場合があります。   内容や日程はその都度Webサイトでお知らせします。   → 現在、8月7日の遠隔ワンポイント講座の募集を行っています。  ・ インストラクター養成講座   視覚障害者に対するパソコンサポートをしていただく方のための講座で、   原則として奇数月の第2日曜日に開催します。   → 現在、新型コロナウイルスの影響により休止していますが、     9月にオンラインでの開催を検討しています。     内容が決まりましたらご案内します。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/offering/index.html *資格取得コース  視覚障害者が受験できる資格試験受験のための対策講座を行います。  現在、以下の資格取得コースの募集を行っています。  ・ 日商PC検定2級(データ活用)  2021年9月期  ・ 日商PC検定3級(文書作成) 2021年7月期  ・ 日商PC検定3級(データ活用)  2021年7月期 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/certification/ *ご寄付のお願い SPANは外部からの補助を受けずに自主運営している団体です。そのため、 みなさんからのご寄付が、活動を続けるために不可欠なものとなっています。 どうぞみなさんのお力でSPANを支えていただければうれしいです。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/support/ ───────────────────────────────── [7] 編集後記 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コロナの感染が進んでいる中、オリンピックが開幕しました。 さまざまな意見が交わされていますが、こうしたことで議論するのは 意味があると思います。 視覚障害者に対するICT支援も、従来の考え方にとらわれず、 多様な意見の交換が大切なのではないでしょうか。  今回の「視覚障害者PCサポート」、いかがでしたか? みなさんと情報を共有することで一人でも多くの視覚障害者がパソコンの 楽しさと有用さを知り、サポートの輪が広がればと願っています。 次号は8月27日配信の予定です。 ───────────────────────────────── ▼メールマガジンのバックナンバーはこちら https://span.jp/useful/magazine/index.html ▼配信停止や配信先の変更、また、ご意見や感想はこちらまでお願いします。 office@span.jp ★尚、迷惑メール対策の一環として、「@」を全角で表示しています。  メールアドレスとしてお使いになるときは、半角に訂正してくださるよう  お願い致します。   編集・発行:NPO法人 視覚障害者パソコンアシストネットワーク           SPAN(スパン)メールマガジン編集部     発行責任者:北神 あきら https://span.jp ★本メルマガの内容を許可なく複写、転送、改変することを禁じます。 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