━━━━━━━━<< 視覚障害者PCサポート >>━━━━━━━━   〜 一人でも多くの視覚障害者にPCやICTの恵みを伝えるために 〜           2023年12月号 No.206                       2023年12月22日発行 このメールマガジンは、視覚障害者へのパソコンサポートをする方々の スキルアップと情報交換、また相互の連携を図るためのものです。 どうかみなさんの日々の活動に役立てていただければ幸いです。 ===== も く じ ===================== [1] 教えて!サポートの知恵袋 ● ベーシックコース  今さら聞けないExcel使い方あれこれ(23)   EDATE関数の使い方 ● プロフェッショナルコース  画面の見やすさ再確認 ● 【コラム】 ICT よもやま話  セキュリティ対策 [2] サポートお役立ちサイト  千葉県視覚障害者福祉協会の法人PR動画 [3] ここが知りたい!団体運営のヒント  日本政策金融公庫のソーシャルビジネス支援資金 [4] ソフトウエア・ハードウエア情報  最新AI搭載の読上げ装置、「エンジェルビジョン・デスクトップリーダー」 [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など  中山視覚障がい者 iPad 3日間コース(音声使用)のご案内 ほか [6] SPANからのご案内 [7] 編集後記 ================================= [1] 教えて!サポートの知恵袋 −−−−−−−−−−−−−−−− ● ベーシックコース  サポートの基本やスクリーンリーダーなどの基礎知識がテーマです。 ◎今さら聞けないExcel使い方あれこれ(23)  EDATE関数の使い方 1年は1月から12月ですが、それとは別に「年度」という考え方で物事を 処理する場合があります。 日本では4月から翌年3月を1年度としている組織が多いので、 通常の1年という考え方では不都合が生じることがあります。 それに対応するため、Excelには「年」と「年度」を調整する関数が 用意されています。それが「EDATE関数」です。 ただし、EDATE関数の本来の使い方は、対象の日付を指定した月数だけ 前、または後の日付を求めることです。 この関数を利用することで、今が何年度に当たるかを表示してくれます。 例えば、4月から翌年3月までを1年度としている組織で、2024年1月15日を 「2023年度」と表示したい場合、以下のように記述します。 1.セルA1に『2024/1/15』と入力します。 2.セルB1に以下の関数式を入力します。  =EDATE(A1,-3)  すると、セルB1には「45214」が表示されます。 3.上記の関数式を以下のように変更します。  =YEAR(EDATE(A1,-3))  すると、セルB1の表示が「2023」になります。 【解説】 手順2.で「-3」と記載したのは、セルA1の日付よりも  3カ月前の日付を求めるためです。つまり、2024年1月15日の  3カ月前、2023/10/15が表示されています。  しかし、結果として表示されているのは「45214」という数値です。  これは、Excelが日付を「シリアル値」という考え方で扱っているためです。  「シリアル値」とは、1900年1月1日を「1」として、1日増すごとに  「1」を加算していきます。ですから「45214」は、  1900年1月1日から45214日目という意味です。  さらに、YEAR関数は、対象の日付から「年」の部分だけを取り出して  表示させるので、この関数を組み合わせることで「2023/10/15」の  「年」の部分「2023」が表示されます。 ───────────────────────────────── ● プロフェッショナルコース  PCの設定やサポートのスキルアップ、またトラブル対応などが テーマです。 ◎画面の見やすさ再確認 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2023/12abc/dark2.pdf 1.はじめに Windowsでの弱視向け配色の設定としては、以前からハイコントラスとが ありました。 現在は、カラーコントロールや、ダークモードなど、いろいろな目的の 配色機能があります。 まぶしさを感じる場合、ハイコントラストだけでなく、 いろいろな配色の設定を試してみてください。 今回は、簡単な説明にとどめます。 2.ハイコントラスト ハイコントラストは各部品の色を調整して、弱視者が見やすい 配色にします。ショートカットは[左Alt]キー+[左Shift]キー+ [PrintScreen]キーです。 図1 ハイコントラストで、表示した例 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2023/12abc/image1.png 部品の配色を変えるだけなので、ブラウザの写真はそのままです。 部品の配色を変えてしまうので、一部のアプリでは、 文字が見えなくなったりすることがあります。 調整は、アクセシビリティの中の「コントラスト テーマ」 (弱視 光線過敏症のためのテーマ)で行います。 図2 アクセシビリティのメニュー https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2023/12abc/image2.png 初めから用意された、いくつかのテーマ「水生」「砂漠」「夕暮れ」 「夜空」があります。このテーマを編集して名前を付けることができます。 図3 アクセシビリティ コントラストのテーマ https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2023/12abc/image3.png 図4 コントラストのテーマを選んでいるところ https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2023/12abc/image4.png 編集を選ぶと調整ができます。 図5 アクセシビリティ コントラストテーマ テーマの編集 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2023/12abc/image5.png 図6 色を選択する画面 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2023/12abc/image6.png 「背景」の色 「テキスト」の色 「ハイパーリンクの色」 「アクティブでないテキスト」の色 「選択されたテキスト」は 背景と文字の色 「ボタン」も背景と文字の色を個々にせっていできます。 3.カラーフィルター カラーフィルターは、色覚障害者向けに用意された機能です。 ショートカットは[ウインドウズロゴ]キー+[Ctrl]キー+[C]キーで On/Offを切り替えます。 設定により、グレースケール、やグレースケール反転、カラー反転も 可能です。 図7 アクセシビリティ カラーフィルター https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2023/12abc/image7.png 図8 カラー反転した例 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2023/12abc/image8.png 4.ダークモード ダークモードは「設定」の「個人用設定」で、「モードを選ぶ」において 通常の「ライト」と「ダーク」および「カスタム」を選ぶことができます。 カスタムにすると、Windows本体とアプリのモードを別々に設定することが できます。 ダークモードのショートカットは現在捜索中です。 図9 設定 個人用設定 モードを選ぶで 「ライト」「ダーク」 「カスタム」を選ぶ様子 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2023/12abc/image9.png 図10 ダークモードの例 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2023/12abc/image10.png 5.夜間モード 夜間モードは、夜間になると、自動的に配色を暖色系にする機能です。 [Windows]キー+[I]キーで開き、システムからディスプレイを選びます。 明るさと色の中に夜間モードがあります。 初期値では、日没から日の出までの時間になると、配色が変わります。 有効になる時間を自分で設定することもできます。 図11 設定 システム ディスプレイ ここで夜間モードON/OFF を選択 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2023/12abc/image11.png 図12 夜間モード調整画面 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2023/12abc/image12.png 6.番外 拡大鏡を使用したカラー反転 拡大鏡では、[Ctrl]キー+[Alt]キー+[I]キーでカラー反転できます。 拡大鏡は[Windows]キー+[+]キーで起動します。 [Ctrl]キー+[Alt]キー+[F]キーで全画面モードにします。 [Windows]キー+[―]キーを何回か押して、倍率を1.0倍にします。 [Ctrl]キー+[Alt]キー+[I]キーで反転モードになります。                         文責 村山 慎二郎 ****************************************************************** ● 【コラム】 ICt よもやま話 ◎セキュリティ対策 SPANメルマガはこれからも続きますが、私が担当してきたコラム 「【ICT よもやま話】」は今回をもって終わりとさせていただきます。 最終回に何を書こうかと考えました。 インターネットを今後も活用していくためにはやはり「セキュリティ対策」が 大切と考えました。 ●アカウントを乗っ取られないために SNSアカウントやメールアカウントなどを乗っ取られて悪用される被害が 多く発生しています。 オンラインショッピングでの不正購入や、ダイレクトバンキングでの 不正送金など、直接的な金銭被害に遭うこともあります。 IDとパスワードを盗まれて、自分のアカウントに不正に ログインされない方法をまとめました。 ○対策1.いつもアクセスしているサービスは「お気に入り」または 「ブックマーク」からアクセス  IDとパスワードなどアカウントを盗まれるパターンで多いのが フィッシング詐欺です。 メールなどでアクセスできなくなりました、などと案内があり、メール内の URLを開くと、見た目は正規サイトとまったく同じ偽サイトが表示されます。 ここにIDとパスワードを入力してしまうと、ID、パスワードを 乗っ取られます。 これを防ぐには、以下の2点を徹底しましょう。 ・メールやSMSのリンクからアカウントにアクセスしない。 ・「お気に入り」または、ブックマークやアプリなど信頼できる方法で アクセスする。 また、使用していないクレジットカードや、 オンラインショッピングサイトからのspamメールが届くこともあります。 変だと感じれば、送信者のメールアドレスを確認することも大切です。 そして、即削除ですね。 ○対策2.パスワードを使い回さない サイバー攻撃にあったサイトからIDやパスワードが流出する被害も 多く見られます。 どのサイトでも同じID(多くはメールアドレス)と同じパスワードを 使っていると、別のサイトでも被害に遭う確率が高まります。 これを防ぐには、パスワードの使い回しをしないことです。 具体的には、次の通りです。 ・1文字だけでも変更したり、また大文字/小文字の組み合わせをする。 ・数字に誕生日や、電話番号、住所番地などは使用しない。 ・数が多くて大変ならパスワード管理ソフトなどを使うのも有効です。 ○対策3.多要素認証や二段階認証を設定する これらを使うと、アカウントが漏れても、もう1つ別の手段で 認証が要求されるので安全度が高まります。 ○対策4.メールアドレスを変える 金融機関や、ショッピングサイトからのメールで「緊急」や「重要」などを 件名にしたものが増えたと感じたら、犯罪者にメールアドレスを 知られている可能性を疑った方が良いかもしれません。 気になる場合は、メールアドレスを変更するのもよいでしょう。 一方、メールサーバーや、メールソフトが勝手に、spamメールだと判断して 「迷惑メール」フォルダに振り分けられてしまう場合もあります。 このため、時々、「迷惑メール」フォルダの内容を確認しておくことも 大切です。 長期間お読みいただきありがとうございました。                           文責:園 順一 ───────────────────────────────── [2] サポートお役立ちサイト −−−−−−−−−−−−−−−−−  見て役立つお勧めサイトをご紹介。 ◎千葉県視覚障害者福祉協会の法人PR動画 中途で視覚障害になられた人たちにとって情報は本当に大切なものです。 大変わかりやすく、受け止めやすいと感じました。 今の時代、このように動画配信をしていくことは大変意味あることだと 思います。 家族や、周囲の人が動画を見て、当事者に情報提供していくケースも 多くなると思います。 各地の視覚障害者福祉協会が当たり前にこのようなことをしてくれると 良いと思います。 また、視覚障害者福祉協会がどんなことをしているのか、 全体的に知る意味でも役立つと思います。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=gNdKLQSNXDs ───────────────────────────────── [3] ここが知りたい!団体運営のヒント −−−−−−−−−−−−  課題はありませんか?資金、活動場所や教材、そして会の活性化。 ◎日本政策金融公庫のソーシャルビジネス支援資金 日本政策金融公庫は、2008年に創立された政府系金融機関です。 その公庫が実施している「ソーシャルビジネス支援資金」は、 ソーシャルビジネスに取り組む中小企業・小規模事業者、NPOをのための 融資制度です。 NPOの資金確保では、まず「助成金」が思い浮かぶと思いますが、 事業の内容などによっては、こうした融資制度が利用できる場合もあります。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://www.jfc.go.jp/n/finance/social/yushi.html ───────────────────────────────── [4] ソフトウエア・ハードウエア情報 −−−−−−−−−−−−−  チェックしておきたい最新のソフト、ハード。 ◎最新AI搭載の読上げ装置、「エンジェルビジョン・デスクトップリーダー」 今回は、2022年8月25日に株式会社システムギアビジョンから発売された 視覚障害者用卓上型日本語活字読み上げ装置 「エンジェルビジョン・デスクトップリーダー」をご紹介します。 本器は、最新のAIを用いて印刷された文章を撮影し、クリアな音声で 読み上げる視覚障害者用音声読書器です。 コーヒーポットのような円筒形でクレーンのような跳ね上げ式のアーム先端に 内蔵された13メガピクセルのカメラが、その下に置かれた活字文書を読取り、 滑らかな機械音声で読み上げます。音声は男女2種類に切り替え可能で、 読み上げ速度や音量も調節できます。 本体上面にある六つのボタンで、保存した文書の読み上げや 読み上げ位置の選択をワンタッチで行えます。 文字の識別方法として、自動で読み込みを始める「自動モード」、 カメラボタンを押して始める「ワンタッチモード」、 指差しした箇所から始める「指差しモード」があります。 指差しモードの場合、横書きであれば指した部分の上から4行、 縦書きであれば指した部分の後ろから4行を読み上げます。 指差しによる読み上げも可能。 また、活字文書がきちんとカメラの下に置かれていないと、「原稿をカメラの 下に置いてください」「原稿の向きを180度回してください」などと 警告してくれます。 文書の読取りが始まるとメロディーが鳴り、終了するとチャイムで 知らせます。 商品パッケージなどの小さい文字からA3サイズの大きな書類まで、縦書き・ 横書き問わず読み取ることができます。 原稿の読み上げ中にメニューボタンを長押しすることで読み上げ中の原稿を 最大約1000枚まで内蔵メモリに保存することが可能です。 ■主な仕様 外部接続:3.5mmイヤホンコネクタ、Bluetoothイヤホン 充電時間/連続使用時間:ACアダプターによる充電 約7時間/約12時間 外形寸法/重量:カメラ収納時 高さ約280mm×横幅155mm×奥行150mm/約1.8kg 製造元:Next VPU社(上海) ■価格:198,000円(非課税)、日常生活用具給付等事業制度候補品 保証:1年間(ユーザー登録で2年間に延長) ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://www.sgv.co.jp/prd/reader/angel_vision-desktop_reader.html ───────────────────────────────── [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など −−−−−−−−−  みんなで作ろう!サポートの輪 ◎中山視覚障がい者 iPad 3日間コース(音声使用)のご案内 認定NPO法人神戸アイライト協会では、以下の通りiPadの講習会を 実施します。 *実施日:1月13日・20日・27日(土) 全3回 *時間:13:00〜16:00 *会場:中山記念会館 2階(神戸市兵庫区) *定員:5名 *参加費:3,000円(税込) *申し込み・お問合せ 神戸アイライト協会 078-531-6340 へお電話ください。 メールは下記アドレス宛にお願いします。 kobe2010@eyelight.sakura.ne.jp ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://eyelight.eek.jp/ ◎視覚障害・就労支援者講習会 応用編  「視覚障害者のための仕事で役立つOutlook(予定表)」のご案内 日本視覚障害者職能開発センターでは、以下の通り Outlookをテーマとした講習会を開催します。 *日時:1月20日(土) 10:00〜16:00 *実施方法:日本視覚障害者職能開発センターでの対面とオンライン *定員  会場参加 12名(★すでに受付は修了しています)  オンライン参加(聴講のみ) 70名 *参加費:無料 *お申込み:以下の申込フォームからお願いします。  https://www.jvdcb.jp/seminar/supporter/supporter_seminar2023/apply/ ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://www.jvdcb.jp/seminar/supporter/supporter_seminar2023/basic/detail_1/ ★このコーナーは読者のみなさんからの投稿を中心に作っていきたいと  考えていますので、サポートや団体運営で疑問を感じていること、また  技術的な質問や「自分のところはこうしている」というようなご意見など  何でも構いませんので、メルマガ末尾に記載のアドレスまでお気軽に  お寄せください。 ───────────────────────────────── [6] SPANからのご案内 SPANが開催する講座などのご案内やご寄付のお願いです。 多くの方に私たちの活動を知っていただければ幸いです。 *講座の開催 SPANでは以下のような講座を開催しています。 ★教室での訓練や講座、またジョブコーチによる支援を再開しています。  ただし、一部はオンラインによる実施となっています。  詳しくはお問合せください。  ・ 個人対象講座   マンツーマンで学んでいただく講座で、内容や日程はご相談の上   決めていきます。初歩から職業スキル向上まで多様なニーズに   対応できます。  ・ グループ講座   グループ(2〜4名)で同じ内容を学んでいただく講座で、内容や日程は   ご相談の上決めていきます。受講料は個人対象講座より割安です。  ・ 遠隔講座   ネット通話アプリZoomミーティングなどを利用して  行う講座で、   教室に来なくても学べます。   内容や日程はご相談の上決めていきます。  ・ 在職者訓練   東京都内に在勤、または在住の就労中の視覚障害者を対象とした   職業訓練で費用負担はありません。   令和5年度下期の募集は終了しました。  例話6年度上期の募集は、2024年3月から開始予定です。  ・ジョブコーチ支援   訪問型職場適応援助者(ジョブコーチ)による支援です。視覚障害者が   勤務する職場環境の整備や職業スキルの向上を図ります。   詳しくは、東京障害者職業センター、またはSPANに  お問い合わせください。  東京障害者職業センター   https://www.jeed.go.jp/location/chiiki/tokyo/  ・ 企業研修   視覚障害者が在籍する企業からの委託により実施する職業研修です。   内容や日程はご相談の上決めていきます。 上記の各講座や訓練は常にお申し込みを受け付けています。  ・ 土曜講座、ワンポイント講座   原則として土曜日にテーマを決めて実施する講座です。   また、ワンポイント講座はテーマを絞って1〜4時間で学ぶ講座です。   いずれも遠隔で実施する場合があります。   内容や日程はその都度Webサイトでお知らせします。   → 現在、募集している講座はありません。  ・ インストラクター養成講座   視覚障害者に対するパソコンサポートをしていただく方のための講座で、   原則として奇数月の第2日曜日に開催します。   → 現在、2024年1月14日の第136回講座の募集を行っています。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/activity/#future20221211 *資格取得コース  視覚障害者が受験できる資格試験受験のための対策講座を行います。  現在、以下の資格取得コースの募集を行っています。  ・ 日商PC検定2級データ活用  2024年1月期  ・ 日商PC検定3級文書作成 2024年1月期  ・ 日商PC検定3級データ活用  2024年1月期 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/certification/ *ご寄付のお願い SPANは外部からの補助を受けずに自主運営している団体です。そのため、 みなさんからのご寄付が、活動を続けるために不可欠なものとなっています。 どうぞみなさんのお力でSPANを支えていただければうれしいです。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/support/ ───────────────────────────────── [7] 編集後記 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2023年も間もなく終わろうとしています。 今年は、何と言っても「AI」が社会に大きな影響を与えたと思います。 ChatGPTをはじめとする生成AIの進化、AIが搭載されたロボット、 無人店舗など、まさに私たちの生活に深く入り込んできました。 視覚障害者に関しても、AIを利用したナビや認識アプリが 広く使われるようになり、生活の質が変わってきたと思います。 一方で、こうした進歩から取り残された視覚障害者が多くいることも 知っておかなくてはなりません。 2024年は、こうした流れがさらに進むと予想される中、私たち支援者に 与えられた役割はますます大きくなってくると思います。 そうしたニーズに即した有益な情報をお伝えできるよう、新しい年も 努力してまいります。 1年間ご購読いただき、ありがとうございました。 来年もどうぞよろしくお願いします。  今回の「視覚障害者PCサポート」、いかがでしたか? みなさんと情報を共有することで一人でも多くの視覚障害者がパソコンの 楽しさと有用さを知り、サポートの輪が広がればと願っています。 次号は1月26日配信の予定です。 ───────────────────────────────── ▼メールマガジンのバックナンバーはこちら https://span.jp/useful/magazine/index.html ▼配信停止や配信先の変更、また、ご意見や感想はこちらまでお願いします。 office@span.jp ★尚、迷惑メール対策の一環として、「@」を全角で表示しています。  メールアドレスとしてお使いになるときは、半角に訂正してくださるよう  お願い致します。   編集・発行:NPO法人 視覚障害者パソコンアシストネットワーク           SPAN(スパン)メールマガジン編集部     発行責任者:北神 あきら https://span.jp ★本メルマガの内容を許可なく複写、転送、改変することを禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━