━━━━━━━━<< 視覚障害者PCサポート >>━━━━━━━━   〜 一人でも多くの視覚障害者にPCやICTの恵みを伝えるために 〜           2026年1月号 No.231                       2026年1月23日発行 このメールマガジンは、視覚障害者へのパソコンサポートをする方々の スキルアップと情報交換、また相互の連携を図るためのものです。 どうかみなさんの日々の活動に役立てていただければ幸いです。 ===== も く じ ===================== [1] 教えて!サポートの知恵袋 ● ベーシックコース  音声と拡大をどのように使い分けるか ● プロフェッショナルコース  進化を続けるAI [2] サポートお役立ちサイト  各国の点字の現状はどうなってるのか [3] ここが知りたい!団体運営のヒント  NPO法人向け会計ソフトの紹介 【みんなで使おう!NPO法人会計基準】 [4] ソフトウェア・ハードウェア情報  ゴッホの傑作をその手で組み立てよう!、  「レゴアート Vincent van Gogh<ひまわり>」 [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など  やさしいICT講座のご案内 ほか [6] SPANからのご案内 [7] 編集後記 ================================= [1] 教えて!サポートの知恵袋 −−−−−−−−−−−−−−−− ● ベーシックコース  サポートの基本やスクリーンリーダーなどの基礎知識がテーマです。 ◎音声と拡大をどのように使い分けるか 弱視の私にとって、いつもつきまとっている課題は、やはり「音声と拡大を どう使い分けるか」です。 よく言えば「二つの可能性を持つ」ことですが、 「中途半端」でもあるわけです。 iPhoneでも同じことが言えます。 音声と拡大をうまく使い分けること、 言い換えれば、即座に活用する機能を切り替えることが大切です。 アクセシビリティのショートカットも多用します。 私はショートカットに、VoiceOverとズーム機構のみをオンにして 入れています。とにかく素早く切り替えることが大切なのです。 音声で聞くのか、ズームで大きくして見るのか。読むものによって 使い分けます。 ここで注意が必要なのは、ズームを使いながらVoiceOverを使うと、 画面のタップが一つ増えます。 読み上げのオンとオフが、3本指でダブルタップではなく、 トリプルタップになります。 ズームを使っていないのに、3本指でトリプルタップすると スクリーンカーテンがオンになり、画面が真っ暗になります。 音も出ないし、何も見えない、となりパニクってしまいます。 これが大事な注意点です。 ───────────────────────────────── ● プロフェッショナルコース  PCの設定やサポートのスキルアップ、またトラブル対応などが テーマです。 ◎進化を続けるAI https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2026/01_howto_ai/howto_ai.pdf 1.進化中のAI AIは、便利な機能が多く、大学生や社会人にとって、重要なスキルに なりつつあります。 しかしながら、ショートカットが用意されていない項目も多く、 キーボードだけでの使用が困難なことも多いようです。 早急な改善を望みます。 とりあえず最近の状況をお知らせします。 2.Chromeブラウザ AIモードで検索する方法 うどん - AIモード で検索すれば いきなりAIによる内容が表示されます。 区切りには 半角空白を使います。 図1 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2026/01_howto_ai/img010.png 3.Edge ブラウザ ブラウザの更新時に初期値をAIモードにするか聞いてきます。 AIモードにすると、ブラウザを起動すると、AIに対する質問の画面に なります。注意してください。 下記のURLで、関連する画面を見ることができます。 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2026/01_howto_ai/index_edge.html また、たまに「私がロボットではないことを確認します。」が 表示されることがあります。 図2 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2026/01_howto_ai/img200.png 4.AIとブラウザの現状 現在、進化中で、画面構成が変わることが多いようです。 キーボードだけでの使用ができないこともあります。 ショートカットの整備とキーボード操作の充実が必要であることを 伝えることが大切だと思っています。                         文責 村山 慎二郎 ───────────────────────────────── [2] サポートお役立ちサイト −−−−−−−−−−−−−−−−−  見て役立つお勧めサイトをご紹介。 ◎各国の点字の現状はどうなってるのか 「点字考案200年」をめぐり、いくつかのシンポジウムが開催されました。 点字についての5つの国の事情が、日本で点字で勉強した人たちによって 語られています。 日本では「点字離れ」が言われますが、どうなのでしょうか。 共通の課題もありますし、一人一人に点字の教科書も提供できていない現状も あるようです。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://youtu.be/75KIfTnR9s0?si=sld6Av70KxpDUvot ───────────────────────────────── [3] ここが知りたい!団体運営のヒント −−−−−−−−−−−−  課題はありませんか?資金、活動場所や教材、そして会の活性化。 ◎NPO法人向け会計ソフトの紹介 【みんなで使おう!NPO法人会計基準】 NPOなどの非営利団体では一般企業と会計基準が異なります。 そして、どんな会計ソフトを使えばいいのか? 迷う方もいるのではないでしょうか。 以下のサイトでは、独自にまとめたお勧めの会計ソフトを紹介しています。 ぜひ、参考にしていただければと思います。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://www.npokaikeikijun.jp/software_for_small_npo/ ───────────────────────────────── [4] ソフトウェア・ハードウェア情報 −−−−−−−−−−−−−  チェックしておきたい最新のソフト、ハード。 ◎ゴッホの傑作をその手で組み立てよう!、  「レゴアート Vincent van Gogh<ひまわり>」 今回は、昨年3月1日にレゴジャパン株式会社から発売された、 「大人レゴ」シリーズよりアートコレクションの新製品 「レゴアート Vincent van Gogh<ひまわり>」をご紹介します。 本製品は、ゴッホの代表作のひとつ<ひまわり>をブロックで立体的に 組み立てられるレゴアート組み立てセットです。 アムステルダムにあるファン・ゴッホ美術館の協力を得て、ゴッホが フランスのアルルに滞在していた1889年当時に描いた名画<ひまわり>を レゴブロックで3Dアートとして再現。名画の細やかな筆致まで捉えています。 2615ピースから構成され、作品が持つひまわりの鮮やかな色彩や 光と影の表現にインスピレーションを受けながら、細部にわたって レゴブロックを重ねることで名画を表現しています。 一部のパーツやひまわりの花びらなどが立体的になっています。 本セットには、花びらの角度を調節できる16本のひまわりやゴッホの サイン入りタイル、取り外し可能なフレーム、壁掛けに対応した ハンガーフックが付属。組み立てたあとは部屋に飾って楽しめます。 さらに、原画の目の前で収録したポッドキャストもご用意。組み立て説明書の QRコードをスキャンすると、画家ファン・ゴッホとその創作の原動力について 解説したポッドキャストをお聴きいただけます。 ファン・ゴッホからインスピレーションを得た服装や結婚のプロポーズ、 深い意味の込められたタトゥーなど、彼らの興味深い話に 耳を傾けてみませんか? ファン・ゴッホへ捧げるオマージュとして、ファン・ゴッホが 制作に取り入れた技法を参考にキャンバスに水平ラインが入っています。 創造に夢中になるよろこびをご自分や芸術に造詣の深い方へ 贈ってみませんか。 ※本製品は視覚障害者に向けたものではありませんが、パーツに触れながら 組み立てることで、<ひまわり>をイメージできる可能性があります。 ■製品概要 サイズ(完成時):(約)高さ54cm × 幅41cm × 奥行5cm 対象年齢:18歳以上 希望小売価格:28,980円(税込)※現在入荷待ち。次回入荷予定は2026年2月5日 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://www.lego.com/ja-jp/product/vincent-van-gogh-sunflowers-31215 ───────────────────────────────── [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など −−−−−−−−−  みんなで作ろう!サポートの輪 ◎やさしいICT講座のご案内 認定NPO法人神戸アイライト協会では、視覚障害者が手軽に使える ICTについてお伝えする講座を開催します。 *日時:2月18日(水) 13:30〜14:30 *会場 :中山記念会館(神戸市兵庫区水木通2丁目1-9) *講師:熊澤 明(くまざわ あきら)神戸アイライト協会 *参加費:無料 *定員:30名(事前予約制) *お申し込み先  電話:078-531-6340(火曜から土曜 10時から16時)  メール :kobe2010@eyelight.sakura.ne.jp ◎日商PC検定受験対策コースのご案内 SPANでは、画面読み上げソフトとキーボードで受験できる日商PC検定を 受験するための以下の対策コースを開設しています。 ・日商PC検定2級データ活用受験対策コース(2026年7月期) ・日商PC検定3級文書作成受験対策コース(2026年4月期) ・日商PC検定3級データ活用受験対策コース(2026年4月期) ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://www.span.jp/certification/nisshoPC-class2.html https://www.span.jp/certification/nisshoPC-class3.html ★このコーナーは読者のみなさんからの投稿を中心に作っていきたいと  考えていますので、サポートや団体運営で疑問を感じていること、また  技術的な質問や「自分のところはこうしている」というようなご意見など  何でも構いませんので、メルマガ末尾に記載のアドレスまでお気軽に  お寄せください。 ───────────────────────────────── [6] SPANからのご案内 SPANが開催する講座などのご案内やご寄付のお願いです。 多くの方に私たちの活動を知っていただければ幸いです。 *講座の開催 SPANでは以下のような講座を開催しています。 ★教室での訓練や講座、またジョブコーチによる支援を再開しています。  ただし、一部はオンラインによる実施となっています。  詳しくはお問い合わせください。  ・ 個人対象講座   マンツーマンで学んでいただく講座で、内容や日程はご相談の上   決めていきます。初歩から職業スキル向上まで多様なニーズに   対応できます。  ・ グループ講座   グループ(2〜4名)で同じ内容を学んでいただく講座で、内容や日程は   ご相談の上決めていきます。受講料は個人対象講座より割安です。  ・ 遠隔講座   ネット通話アプリZoomミーティングなどを利用して行う講座で、   教室に来なくても学べます。   内容や日程はご相談の上決めていきます。  ・ 在職者訓練   東京都内に在勤、または在住の就労中の視覚障害者を対象とした   職業訓練で費用負担はありません。   令和7年度下期の募集は終了しました。令和8年度上期の募集は   3月開始の予定です。  ・ジョブコーチ支援   訪問型職場適応援助者(ジョブコーチ)による支援です。視覚障害者が   勤務する職場環境の整備や職業スキルの向上を図ります。   詳しくは、東京障害者職業センター、またはSPANに  お問い合わせください。  東京障害者職業センター   https://www.jeed.go.jp/location/chiiki/tokyo/  ・ 就労支援をお考えの企業・団体の方  SPANでは、企業や行政機関、学校、団体などで就労する視覚障害者の方、 また、ともに働く同僚のみなさんを対象とした就労支援を行っています。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/lesson/jobsupport.html 上記の各講座や訓練、支援は常にお申し込みを受け付けています。  ・ ワンポイント講座   ワンポイント講座は、テーマを絞って2〜4時間で学ぶ講座です。   実施方法は、原則としてZoomによるオンラインです。   内容や日程はその都度Webサイトでお知らせします。   → 現在、募集している講座はありません。  ・ サポーター養成講座   これまで「インストラクター養成講座」として開催してきましたが、   今後は「サポーター養成講座」という名称で開催します。   現在、講座開催に向けての準備をしています。募集を開始したら改めて   ご案内します。 *資格取得コース  視覚障害者が受験できる資格試験受験のための対策講座を行います。  現在、以下の資格取得コースの募集を行っています。  ・ 日商PC検定2級データ活用  2026年7月期  ・ 日商PC検定3級文書作成  2026年4月期  ・ 日商PC検定3級データ活用  2026年4月期 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/certification/ *ご寄付のお願い SPANは外部からの補助を受けずに自主運営している団体です。そのため、 みなさんからのご寄付が、活動を続けるために不可欠なものとなっています。 どうぞみなさんのお力でSPANを支えていただければうれしいです。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/support/ ───────────────────────────────── [7] 編集後記 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2026年がスタートしました。 みなさんは、どんな気持ちで新しい年を迎えられましたか? AIやブラウザの仕様、アクセシビリティ機能など、ICTを取り巻く環境は 今年も大きく変化していきそうです。 その変化をいち早くキャッチし、現場で活かしていくことが、利用者の方々の 安心や自立につながります。 本号で取り上げた情報が、みなさんのサポート活動の一助となれば幸いです。 2026年も、実践的で役立つ情報をお届けできるよう努めてまいりますので、 どうぞよろしくお願いいたします。  今回の「視覚障害者PCサポート」、いかがでしたか? みなさんと情報を共有することで一人でも多くの視覚障害者がパソコンの 楽しさと有用さを知り、サポートの輪が広がればと願っています。 次号は2月27日配信の予定です。 ───────────────────────────────── ▼メールマガジンのバックナンバーはこちら https://span.jp/useful/magazine/index.html ▼配信停止や配信先の変更、また、ご意見や感想はこちらまでお願いします。 office@span.jp ★尚、迷惑メール対策の一環として、「@」を全角で表示しています。  メールアドレスとしてお使いになるときは、半角に訂正してくださるよう  お願い致します。   編集・発行:NPO法人 視覚障害者パソコンアシストネットワーク           SPAN(スパン)メールマガジン編集部     発行責任者:富岡 宜喜 https://span.jp ★本メルマガの内容を許可なく複写、転送、改変することを禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━