━━━━━━━━<< 視覚障害者PCサポート >>━━━━━━━━   〜 一人でも多くの視覚障害者にPCやICTの恵みを伝えるために 〜           2026年2月号 No.232                       2026年2月27日発行 このメールマガジンは、視覚障害者へのパソコンサポートをする方々の スキルアップと情報交換、また相互の連携を図るためのものです。 どうかみなさんの日々の活動に役立てていただければ幸いです。 ===== も く じ ===================== [1] 教えて!サポートの知恵袋 ● ベーシックコース  今さら聞けないExcel使い方あれこれ(36)   ブック内のシート数を教えてくれるSHEETS関数 ● プロフェッショナルコース  AIでプログラムを作成 その2 [2] サポートお役立ちサイト  障害者政策に関する政党への公開質問状とその回答 [3] ここが知りたい!団体運営のヒント  公益社団法人 群馬県視覚障害者福祉協会 [4] ソフトウェア・ハードウェア情報  スマホをかざすだけのデジタル名刺、「プレーリーカード」 [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など  第297回 仙台ロービジョン勉強会のご案内 ほか [6] SPANからのご案内 [7] 編集後記 ================================= [1] 教えて!サポートの知恵袋 −−−−−−−−−−−−−−−− ● ベーシックコース  サポートの基本やスクリーンリーダーなどの基礎知識がテーマです。 ◎今さら聞けないExcel使い方あれこれ(36)  ブック内のシート数を教えてくれるSHEETS関数 ブック内に多くのシートがある場合、シートは何枚あるんだろう?といった 疑問を持つことはないでしょうか? そんな疑問を解決してくれるのがSHEETS関数です。 使い方は、いたってシンプル。 任意のセルに以下のように入力するだけです。 =SHEETS() そうすると、ブック内のシート数が表示されます。 ───────────────────────────────── ● プロフェッショナルコース  PCの設定やサポートのスキルアップ、またトラブル対応などが テーマです。 ◎AIでプログラムを作成 その2 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2026/02_makeprg/make_prg.pdf 12月号の続きです。AIにプログラムをお願いして作ります。 私なりの注意点をお知らせします。 前々回BMIを計算するプログラムをAIに作ってもらいました。 身長を56cm 体重をマイナス34kg で入れたのですが、エラーは出ません。 BMIとして マイナス108.42が表示されました。 このように、エラーに対する処理が不足している場合があります。 チャット形式なので 体重と身長が低すぎる場合にエラーにする処理を 追加してください。と入れると、50cm と 2kg 以下を エラーにしてくれました。 次に、低体重と肥満の表示も追加してください。 などとして、よりよいプログラムにします。 すると、AIも、低体重と肥満を追加しますか的なコメントがついています。 低体重と肥満の場合にその内容を追加してください。で追加してくれました。 これでプログラムは完成ですが、この内容を理解するための学習が 重要です。 プログラムを読んで、わからない内容があればそれに対して質問をします。 例えば 数値入力で placeholder とは何ですか? と質問すると 入力欄に何も入力されていないときに薄い字で表示される説明文と 教えてくれました。 type=”number”について詳しく教えてください。などとして学習します。 AIはプログラムを作ってくれますが、エラー処理、入力可能な値域などについて 指示をすれば、実用的なプログラムになっていきます。 図1 体重をマイナスで計算した例 https://smuramura.web.fc2.com/SPAN/2026/02_makeprg/img010.png                         文責 村山 慎二郎 ───────────────────────────────── [2] サポートお役立ちサイト −−−−−−−−−−−−−−−−−  見て役立つお勧めサイトをご紹介。 ◎障害者政策に関する政党への公開質問状とその回答 今回の選挙では、皆さんはどの点を重視しましたか。 少し落ち着いたところで、各政党の障害者政策に関するコメントを 見てみましょう。 NPO法人日本障害者協議会が、今回の衆議院選挙にあたり、 各政党に障害者政策に関する質問状を作成して送りました。 その内容と、回答があった政党からの回答が、日本障害者協議会のサイトに アップされています。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://www.jdnet.gr.jp/report/26_1/260130.html ───────────────────────────────── [3] ここが知りたい!団体運営のヒント −−−−−−−−−−−−  課題はありませんか?資金、活動場所や教材、そして会の活性化。 ◎公益社団法人 群馬県視覚障害者福祉協会 今回は団体紹介です。 群馬県にある視覚障害者への支援を行っている団体です。 ここでは、日常生活から趣味や娯楽、また点字やパソコンなどのICTツールの 操作のスキルなど、視覚障害者にとって大切なスキルを学ぶことができます。 地域の視覚障害者にとってなくてはならない団体です。 ぜひ、知っておいていただければと思います。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://gunshikyo.sakura.ne.jp/ ───────────────────────────────── [4] ソフトウェア・ハードウェア情報 −−−−−−−−−−−−−  チェックしておきたい最新のソフト、ハード。 ◎スマホをかざすだけのデジタル名刺、「プレーリーカード」 今回は、2023年2月7日より株式会社スタジオプレーリーがサービスを開始した スマホをかざすだけのデジタル名刺「プレーリーカード」をご紹介します。 プレーリーカードはICチップを搭載し、相手のスマートフォンにかざすだけで 自己紹介や情報交換ができるデジタル名刺です。 口頭では伝えきれない情報を、より速く、より深く届けることで、 豊かなコミュニケーションを生み出します。 デジタル名刺・プレーリーカード、3つの特徴。 @アプリ不要、カメラ不要、スマホをかざすだけの「渡さない名刺」 交通系ICカードのように、スマホをかざしてカードを読み取ります。メールの 形式で情報を受け取ったり、連絡先アプリや既存の名刺管理ツールとも 連携できます。 Aカードの両面をオリジナルデザインで作成可能、30秒で完成 スマホやPCからお気に入りの写真やイラストをアップロードするだけで、 世界で1枚だけのオリジナルデザインが簡単に作成できます。 B一生分の名刺をこの1枚に、地球に優しい「捨てない名刺」 もう紙の名刺を無駄にすることはありません。防水・防塵、 丈夫なカードです。 情報はいつでも変更可能。名刺を切らすことも、交換した名刺の管理に 困ることもありません。 スマホにプレーリーカードをかざすだけで表示されるプロフィールページは、 無料で、簡単に、誰でも作成・利用できます。プロフィール写真、肩書き、 各SNSをはじめ、任意のURLと画像も設定可能。 ポートフォリオサイト・公式サイト・過去の活動・最新のニュースなど、 あなただけのプロフィールページを思いのままに作成できます。 また、名刺の交換履歴は自動で記録されます。名刺管理に関わる時間的・ 心理的コストを減らすことができます。 サイズは縦54.0mm×85.6mm。クレジットカードサイズと同様です。 プレーリーカードはオンラインで購入でき、月額利用料もかかりません。 公式デザインのものなら税込3,980円から。 公式デザインは、グラデーションや幾何学模様など複数の中から選べます。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://prairie.cards/ ───────────────────────────────── [5] ひろば 読者のページや各団体の情報など −−−−−−−−−  みんなで作ろう!サポートの輪 ◎第297回 仙台ロービジョン勉強会のご案内 仙台ロービジョン勉強会は、視覚障害児・者の支援について さまざまなテーマについて学ぶ定例の勉強会です。 *テーマ:シリーズ 身体障害者手帳の交付を受けることで 利用できるサービス(1) イントロダクション & 公共交通機関の利用に関連する制度 *話題提供:阿部 直子  仙台市視覚障害者支援センター アイサポート仙台 社会福祉士 *日時:3月11日(水) 19:00〜20:30 *会場:EARTH BLUE仙台勾当台ビル 8階 第3会議室 *参加費:500円 *定員:会場30名、オンライン50名 *参加のお申し込み方法:3月4日(水)までにメール、またはFAXで  お申し込みください。 *お申し込み・お問い合わせ先  仙台市視覚障害者支援センター アイサポート仙台 担当:阿部  電話 022-341-1728  FAX 022-341-1729   メール sisien@sky.plala.or.jp ◎タートル 2026年3月交流会のお知らせ 認定NPO法人視覚障害者の就労を支援する会(タートル)では、以下の通り 3月交流会を開催します。 *日時:3月21日(土) 13:30〜 *講演テーマ:ロービジョン外来のあれこれ *講師:守本 典子 氏 岡山大学病院眼科 *開催方法:東京・大阪・岡山・福岡の会場とZoomでのオンライン *参加対象:会員、非会員を問わず、晴眼者の方もご参加いただけます。 *参加費:無料 *定員  東京会場:30名、大阪会場:20名、岡山会場:30名、福岡会場:30名  オンライン会場:100名 *申し込み締切:3月14日(土)  ※定員に達した場合、事前に締め切る場合がございますので  お早めにお申し込みください。 *申込方法:下記、専用フォームよりお申込みください。  https://business.form-mailer.jp/fms/45acd4a1304179  ※フォームからの申し込みが難しい場合は、下記あてメールで  お申込みください。  turtle-tokyo@turtle.gr.jp ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://www.turtle.gr.jp/news/77/ ★このコーナーは読者のみなさんからの投稿を中心に作っていきたいと  考えていますので、サポートや団体運営で疑問を感じていること、また  技術的な質問や「自分のところはこうしている」というようなご意見など  何でも構いませんので、メルマガ末尾に記載のアドレスまでお気軽に  お寄せください。 ───────────────────────────────── [6] SPANからのご案内 SPANが開催する講座などのご案内やご寄付のお願いです。 多くの方に私たちの活動を知っていただければ幸いです。 *講座の開催 SPANでは以下のような講座を開催しています。 ★教室での訓練や講座、またジョブコーチによる支援を再開しています。  ただし、一部はオンラインによる実施となっています。  詳しくはお問い合わせください。  ・ 個人対象講座   マンツーマンで学んでいただく講座で、内容や日程はご相談の上   決めていきます。初歩から職業スキル向上まで多様なニーズに   対応できます。  ・ グループ講座   グループ(2〜4名)で同じ内容を学んでいただく講座で、内容や日程は   ご相談の上決めていきます。受講料は個人対象講座より割安です。  ・ 遠隔講座   ネット通話アプリZoomミーティングなどを利用して行う講座で、   教室に来なくても学べます。   内容や日程はご相談の上決めていきます。  ・ 在職者訓練   東京都内に在勤、または在住の就労中の視覚障害者を対象とした   職業訓練で費用負担はありません。   令和8年度上期の募集は3月上旬に開始の予定です。  ・ジョブコーチ支援   訪問型職場適応援助者(ジョブコーチ)による支援です。視覚障害者が   勤務する職場環境の整備や職業スキルの向上を図ります。   詳しくは、東京障害者職業センター、またはSPANに  お問い合わせください。  東京障害者職業センター   https://www.jeed.go.jp/location/chiiki/tokyo/  ・ 就労支援をお考えの企業・団体の方  SPANでは、企業や行政機関、学校、団体などで就労する視覚障害者の方、 また、ともに働く同僚のみなさんを対象とした就労支援を行っています。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/lesson/jobsupport.html 上記の各講座や訓練、支援は常にお申し込みを受け付けています。  ・ ワンポイント講座   ワンポイント講座は、テーマを絞って2〜4時間で学ぶ講座です。   実施方法は、原則としてZoomによるオンラインです。   内容や日程はその都度Webサイトでお知らせします。   → 現在、募集している講座はありません。  ・ サポーター養成講座   これまで「インストラクター養成講座」として開催してきましたが、   今後は「サポーター養成講座」という名称で開催します。   現在、講座開催に向けての準備をしています。募集を開始したら改めて   ご案内します。 *資格取得コース  視覚障害者が受験できる資格試験受験のための対策講座を行います。  現在、以下の資格取得コースの募集を行っています。  ・ 日商PC検定2級データ活用  2026年7月期  ・ 日商PC検定3級文書作成  2026年4月期  ・ 日商PC検定3級データ活用  2026年4月期 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/certification/ *ご寄付のお願い SPANは外部からの補助を受けずに自主運営している団体です。そのため、 みなさんからのご寄付が、活動を続けるために不可欠なものとなっています。 どうぞみなさんのお力でSPANを支えていただければうれしいです。 ▼詳しくは下記をご覧ください。 https://span.jp/support/ ───────────────────────────────── [7] 編集後記 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今月号では、AIを使ったプログラム作成の注意点や、デジタル名刺といった 新しいツールなどをご紹介しました。 ICTの世界は変化が速く、私たちサポート側も学び続ける姿勢が欠かせません。 これからも、皆さんの活動に役立つ情報をわかりやすくお届けしていきます。 次号もどうぞよろしくお願いいたします。  今回の「視覚障害者PCサポート」、いかがでしたか? みなさんと情報を共有することで一人でも多くの視覚障害者がパソコンの 楽しさと有用さを知り、サポートの輪が広がればと願っています。 次号は3月27日配信の予定です。 ───────────────────────────────── ▼メールマガジンのバックナンバーはこちら https://span.jp/useful/magazine/index.html ▼配信停止や配信先の変更、また、ご意見や感想はこちらまでお願いします。 office@span.jp ★尚、迷惑メール対策の一環として、「@」を全角で表示しています。  メールアドレスとしてお使いになるときは、半角に訂正してくださるよう  お願い致します。   編集・発行:NPO法人 視覚障害者パソコンアシストネットワーク           SPAN(スパン)メールマガジン編集部     発行責任者:富岡 宜喜 https://span.jp ★本メルマガの内容を許可なく複写、転送、改変することを禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━